労働人口の減少原因は少子化だけではない!

2025年10月20日
現在、日本の経済界では、労働人口が少ない理由って少子化の他に実はあるのです!
私は1991年にいくつか論文を公開した経験があります。その中のひとつに「将来における労働人口減少と経済危機」(うろ覚え)という論文名のもので、題名通り、今後労働人口が減り、それによる経済危機が起きるという内容でした。
「なぜ経済危機が?」というのは、今現在に言われていることは、ほぼ「少子化」ということになっています。しかし、当時からの私の考えは違いました。
それは、「事業者の数の増大」です。くしくも、私も起業してしまいましたが•••
当時の私の考えは、今後、政府は経済の活性化をさせ、法人税をたくさん納付させる目的で、法人が設立しやすくするだろう。そうすることで、事業所は増え、比例的に人材を雇用し、人材(=働き手)の取り合いになりまた、経営の足の引っ張り合いをして、それぞれが経営が芳しくない状態になる。要注意だ。という内容でした。
その論文の発表して数年後の1990年代後半から、バブルの崩壊をきっかけに、株式会社をはじめとする1円会社やひとり会社も設立条件緩和の検討を始めた。その結果、2006年に商法などの改正があり、法人も設立が簡単になった。(案の定である!)
人口の減少にもかかわらず、登記•個人事業登録されている数はやや増加もしている。
私が当時読めなかったのは、外国からの労働者です。しかし、この労働者も現在は非常に重要な労働者だが、日本にとって決して労働力というだけで採用の期待はしてはいけない。その目的なら「奴隷」と同じ扱いになる。それは人権の面でも私は許せない。
話を戻して。結局は、日本政府も労働人口の減少を「少子化」の原因にしているようだが、実はもうひとつあって、事業者(法人&個人事業主)が人口比で見ても多くなり過ぎているのが現状。(ただ法律を2006年に緩めた以上、資本主義ならやむ無しだが)そして、人材の取合いでお互いに苦しんでいる。
今現在までは、1991年の私の論文で唱えた経済危機の流れと、ほぼ同じストーリーで進む日本。(ここまでの論文の有無や内容は事実です)
日本の今後はどうなるのか?私の論文には、まだ続きがあるのだが•••



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