あってはならない!不正経理と不適切経理。違いはなに?
2024年07月17日
「不正経理」と「不適切経理」は、どちらも経理処理に関する問題を指しますが、その性質や原因に違いがある。
1.不正経理
定義: 意図的に法律や規則を破って行われる経理処理。
例:架空の取引を記録する。
売上や費用を過小または過大に計上する。
偽造や改ざんされた書類を使用する。
間違いを犯す目的: 経営者や従業員が自己の利益を図るため、あるいは企業の業績を実際より良く見せるため。
注意点:法律違反となり、重大な法的制裁を受ける可能性がある。
企業の信用が失われる。
内部監査や外部監査の強化が必要になる。
2.不適切経理
定義: 意図せずに行われた、誤りや不注意による不正確な経理処理。
例:経費の誤計上。
定められた手続きを無視した経理処理。
経理ルールや企業会計原則、ガイドラインに反した処理。
間違いを犯す目的: 故意ではなく、知識不足や誤解、注意不足が原因で発生。
注意点(対応策案):定期的な経理研修の実施及び充実。
内部統制の強化。
定期的な経理処理の見直し。
※共通の注意点
1. 内部監査の強化::定期的に内部監査を行い、不正や不適切な処理がないか確認する。
2. 外部監査の活用: 独立した外部監査人による監査を受けることで、透明性を確保する。
3. 従業員教育: 経理に関わる従業員に対し、最新の規則や手続きに関する教育を定期的に実施する。
4. 内部統制の整備:経理処理における内部統制を強化し、二重チェックや承認プロセスを厳格にする。