そのシステム(業務ソフトウェア)にはクラウド機能は本当に必要ですか?
昨今は、会社の中にいろいろな業務ソフトウェアが導入されていると思います。
10年ほど前より日本でもGoogleやMicrosoft、Appleなどのサービスを筆頭に「クラウド」という機能が有名になり、近年では色々な業務ソフトウェアには「クラウド機能」が付随していることがあり勧められることが多くなったと思います。これは私自身の会社員時代の経験で実感です。
しかし、この機能は"あれば便利だ!"とは思いますが、そこの会社の規模や状況によっては、長年にわたって発生してしまう固定費になってしまうので要注意であると思います。
多くの企業では、「情報の共有化の為にクラウドを導入せねば!」ということで、クラウド機能を利用できる業務ソフトウェアを採用することが多いのも事実だと思われます。
しかし、情報の共有化を主目的として導入する小規模事業者であれば、その事業者の状況・環境によっては、比較的むかしからあるネットワーク ハードディスク(NAS)が大容量で、一般量販店でも多種が販売されています。
このクラウド機能に限らず、各事業者の状況に応じて、過大な投資をせずに目的達成が出来ることは、色々と策は考えられます。(投資内容によっては補助金・助成金も加味しながら判断すべきですが)
参考:業務ソフトに関しては、一度そのソフトウェアシリーズを導入してしまうと、その後ユーザー側の都合では、なかなか変更することができないからです。
(データ移行の手間やそれらの可否・継続性の原則・各管理データの取り扱いなどが障壁)
例えば、ソフトウェアを利用する1アカウント毎に700円程度/月 がかかるが、中小企業ならば4アカウント(=4名が使えるようにする)の契約をすると、年間で33,600円の費用が発生することになり、これが実質固定費となる。